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プロレスときどきサッカー。素人の思ったことつれづれ。

横浜リボン2016・夏

7.18『横浜リボン夏』は今回も盛況で、つっかさん曰く安定の超満員札止め。そんな熱気の中で行われた大会でしたが、一番印象に残ったのはメインのICEx∞選手権試合でした。

7.3の後楽園大会で世羅りさ選手からベルトを奪った藤本つかさ選手はアイスリボン所属全員とのタイトルマッチを宣言します。その一番手に指名された雪妃真矢選手との一戦がこの日のメインイベントでした。全員との選手権試合を宣言した直後での指名に、雪妃選手は思うところあったと思うのですが、そこは闘志を内に秘めるタイプの雪妃選手。出しているコメント以上に色んな想いがあったはずです。

雪妃選手は長期欠場があったものの、現在は試練の7番勝負の真っ最中で日に日に実力を増しているように見えます。昨年10月復帰戦から比べたら今はスタミナも戻ってきているように見えますし、なにより芯がしっかりしてきて安定感もでてきています。自信もきっと付いていることだろうし、そう考えると絶対王者つっかの防衛ロード緒戦という以上に価値のある試合になるだろうなと思っていました。

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コールをうけた直後は対照的な表情の二人でしたが、序盤はオーソドックスなタイトルマッチらしい立ち上がり。ロックアップからリストを取り合う展開。グラウンドの攻防もじっくり見応えがありました。動きが出始めたのは、藤本選手がサッカーボールキックで流れを掴んでから。そこからしばらくは藤本選手が試合を作っていきます。串刺しドロップキックやエースクラッシャーなど一気にたたみかけるスピードとテンポはさすがです。

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押されるチャレンジャー。よく受けているものの、もしかしたらこのまま終わっちゃうんじゃ。。。と実はちょっと思ったのです。ただ、ここで終わらなかったのは雪さんの成長の証。藤本選手の腰を攻める攻撃やヘッドシザース(首四の字?)でやり返します。ただ、つっかさんもそこは簡単にペースを握らせません。

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極楽固めががっちりと決まった時には、もはやこれまでかなと思ったのですが、なんとかエスケープ。ここまでであれば善戦、だったと思うのですが、この日の雪妃選手はここからが本当に良くて、顔面へのソバットをみせたり、切り返しからのシャープシューター(僕は初めて見ました)で、あわやというシーンを作りましたし、ここからしばらくはキックを中心とした雪さんのターンでした。中でも見事なケブラドーラ・コンヒーロをカウンターで決めたシーンは会場が沸きました。見事だったので思わず写真撮影を忘れてしまうほどに迫力もありましたし、腰攻めを繰り返していた中での理にかなった攻撃は説得力もありました。もしも、スノウトーンが決まっていれば、、という展開でしたが、そこは藤本選手もまだ余裕があったようです。さすがチャンピオンというしかないでしょう。

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ビーナスシュートへの防御してからのウィール・ウィンドウでもあわやのシーンがありましたが最後はツカドーラでカウント3。でも次につながるというだけじゃない、「この」試合で十分楽しめた戦いでした。今まで見た雪妃さんのシングルの中では一番おもしろかったと思います。

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そこからのマイクでは少し泣かされましたが、あの試合があってこそだったと思います。まあでもきっとご本人、そうは言っていなかったけれども悔しかっただろうな。普段の雪妃選手はさばさばしているように見えるのですが、やっぱりそこはプロレスラー。悔しくないわけが無いと思うのです。あまり表に感情が出ることは無いのかもしれませんが、また内に秘めた闘志が爆発する瞬間をまたみたいものです。

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しかし、やっぱりつっかは強いしかっこいい。この防衛ロードは、周りの選手の奮起を期待する向きもあると思うのですが、益々つっかの凄みも増していきそうで、いやはや楽しみです。