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COLUMN0047

プロレスときどきサッカー。素人の思ったことつれづれ。

10.12 KING OF PRO-WRESTLING感想

プロレス

10.12の両国大会は結果だけ見ればそこまで驚くことはないのだけれど、僕個人にとって幾つかの小さな引っかかりを残す大会となりました。

そもそも引っかかりのきっかけを作ったのは他ならぬ自分自身で、開始時間に間に合うか微妙な状況で飛び乗ったタクシーに「国技館まで」と告げると、何故か両国ではなく蔵前方面に車を向けるという20世紀的アクシデントに直面し、試合開始前の前田日明のマイクを聞き逃すという痛恨のミスをしでかしまして己の詰めの甘さを悔やむという完全に自業自得な幕開け。

ただ試合が始まれば、楽しく見られるし安心感もあるし、IWGP Jr.タッグに限っては「ん?2では?」と思ったものの、このモヤり感はJrタッグリーグで解消されることとして、続くIWGP Jr.やNEVERのタイトルマッチ、間に挟まれたIC前哨戦をきっちり楽しんだのでした。

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で、セミファイナル。

棚橋vs.内藤戦です。戦前からパレハ(相棒)を連れてくると宣言していた通り、煽りVのあとにスターダストが流れると、ゆっくりとスーツに仮面の大きな人が2人時間差で登場。たっぷり3リピートくらいしたところでリングイン。この時点ではパレハはリングサイドで動かない。

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佇む姿を凝視してみても、例のマスクをかぶっているので誰だかわからない状態で会場も少しざわざわ。日本人なのか外国人なのかも分からず「誰?」のままゴングとなったのでした。

この開始の不穏な感じは、実に内藤さんあっぱれだと思わざるをえなかったわけです。

絶対なんかあるだろうけど、どうなるんだろう。という期待感は半端ないものがあり、会場も内藤コールのほうが大きかったことから、お客さん全体も期待を持っていたのがわかります。

なんだかんだ言って今日の内藤さんはよく動いていて、その端々からドームメインへの執着心を感じたのは自分だけではなかったのではないかしら。若干だけ、いつものトランキーロ殺法と比してメリハリついてないけど大丈夫?とは思いながらもペースは終始内藤さんまま試合は進んでいきます。場外へのHFFアタックなどでペースを掴もうとする棚橋選手に対し、元来内藤さんは器用な選手だし、この日もうまい切り返し連発で内藤いけるで、、、という雰囲気になっていきます。

この後もお株を奪うスリングブレイドなども飛び出したり、久々のグロリアが出たりと大サービスで攻め続けたわけです。

そして、いよいよデスティーノに行くか行かないかの攻防が始まりだした頃、流れが変わるきっかけが訪れます。攻防の中、海野レフェリーが巻き込まれてリング下に退避してしまいます。

フラグが、、、たった、、、

と思ったその時、今まで微動だにしなかったパレハさんが普通にリングイン。当然棚橋選手をボコボコにし始め、そこで、マスクを脱ぐわけですね。

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ここ数日、パレハの正体は、カマイタチこと高橋広夢であるだとか、飯伏幸太だとか、本家のソンブラたちだろう、とか、竹村豪氏あるで、など言われていたわけですが、個人的には低オッズの高橋広夢だと思っていたので、てっきり高橋か?と思ったわけですが、マスクをとったその姿は渡辺高章選手その人でありました。ツイッターや新日ワールドのROHの映像で長髪になっているのは知っていたので5秒くらいで認識はできたものの、メキシコじゃなくてアメリカでやってなかったっけ?みたいな微妙な気持ちが頭をもたげて、素直に「うおー!」とはならず「ふみゅみゅー」みたいな中途半端なリアクションを取ってしまって、今思うと猛省するわけですが、会場全体も乗り損ねた感は少しあったかもしれません。

ともあれ、渡辺改めイーブルさんが棚橋選手のセコンドについていたキャプテンをも吹き飛ばし、さあ棚橋を血祭りにみたいな雰囲気になったところにさらなる展開が待ち受けていました。

なんと、後藤、柴田の桑名工業コンビが棚橋の救出に入ります。二人はロスインゴベルナブレス両名の排除に成功。救出に成功します。しかし後藤は変形のSTOみたいな大技を喰らってダウン。(因縁発生です)

そんなこんなでいろんな事があったので、リング上はごちゃごちゃしたのですが、結果、救出劇からのハイフライフローで棚橋が3カウントをとりました。

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これで来年の1.4は棚橋選手が6年連続のメインイベントの舞台に立つ事となり、このあと行われたIWGPタイトルマッチで防衛に成功したオカダカズチカがと対戦します。

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棚橋vs.中邑と並んで今の新日本のプレミアカード。1.4という舞台にはとてもわかりやすく、プロレスに勢いが出始めた今、プロレスに親しみのない新規顧客にも訴求力のある対戦であることは間違いありません。

ただ、個人的には今このタイミングでオカダvs.内藤を見てみたかった。と言うのが本音でもあります。できると思うんだよなあ。ドームのメイン。内藤選手は大切に扱われててもう少しの時間があれば満を持して、という判断かもしれないのですが、この内藤の勢いは買えたのにな。しかし、負けてしまっては仕方ないのです。ロスインゴの今後がどうなっていくかは、それこそ制御不能で邪推をする僕たちには「トランキーロ。焦んなよ。」なんだと思うのですが、今は素直に負けて残念。

ただ、今後はタッグでの展開も楽しみだし、シリーズ欠場中の活動も気になるし、注目したいことには変わりありません。

さて、どうなることやらのトランキーロ劇場。第二幕も楽しみです。焦らず楽しむ事としましょうか。